花王・エコナ騒動について思うこと
体に脂肪がつきにくい、を売りにその売り上げを伸ばしていった食用油脂・エコナですが、発ガン性物質を含有している、という報道がされるや買い控えが起こり、ついには製造元の花王が特保を返上しましたが、これでこの騒ぎは終了しないだろうな、と思っていましたが、多くの消費者の不安や今まで健康にいいから、と信用してきたのにそれを裏切られた、という割り切れない思いは結局残ってしまったようです。でも自分としては釈然としないことです。痩せること、イコール健康ですか?
本当にカロリー摂取を控える必要のある方など必然性のある消費者は果たしてどれだけなのか、と考えてしまうほど、今の加工食品のセールスポイントは痩せる、体につきにくい、カロリー、糖分、脂肪控えめ、といったコピーが氾濫しています。また、なんとなく体に良さそう、太る心配は無用、といった雰囲気につられて購買を決めてしまうことが多いように思います。ある言葉に過剰に反応してしまうのはその食べ物に過剰に期待をし過ぎているのではないでしょうか。根拠は乏しいし、そもそも何かを食べるから太る、病気になる、という食品はめったにはなく、むしろその食べ方に問題があるのに、と思いますが・・・。例えば、水の取りすぎでも死亡例はあり、牛乳の飲みすぎで充分な食事が出来ず、幼児が栄養失調、鉄分不足による貧血症状がでた、という報告もあり、また、いくら飲んでも太らない、という誤った記述を鵜呑みにして牛乳を飲みすぎて体重を増やし、牛乳を悪者にしてしまったり、と極端なこともありえます。体に脂肪がつきにくい、という宣伝文句に安心し、油の摂取を控えないなど食生活を改めようとしないのには自分としては納得がいかないのです。
根拠のない思い込み、一方的な都合のいいことばかりを主張するメーカーに踊らされるよりは、食べたら大掃除、しませんか?絶対太らない、と念じればどんなに食べても大丈夫、という方もいるようですが、きっとその方はその後、気合をいれて歩いたり等、めんどくさいことをせっせと前向きな気持ちでされているのでは、と思います。








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