名古屋にある東山動物園も戦前に設立され歴史のある動物園で、広い敷地には数多くの動物達が暮らしていて、めだかコレクションでも有名です。
同園のHPをみていたところ、2010年に53歳で死去、という世界で2番目の長寿となった二シローランドゴリラの雌・オキの話があり、他の書籍でここでは戦後生き残った2頭の象がいて東京から子供達が象に会うための列車が運行されていた、という話も読んでいて資料館にいけばそのほかになにか戦前、戦中のことが分かるかな、と思い、以前に1回来たことはありますが、ゆっくりと園内をあるいて動物観察をしたい、と先日に行ってきました。
動物園の資料館には戦後まで生き残れた2頭の象が芸当をみせるときに使った大道具が数点、死んだときの新聞記事など興味深い資料が展示されていました。私が読んだ文献(戦争中の動物園での出来事を突き放したように客観的な事実を述べていた)ではけっして美談扱いではなく、奇跡のドラマなんてなく、いやでも考えさせられる、読んでいてつらくなってくる内容で覚悟していたのですが、期待したほどの情報を発見できず、詳しい話を知りたいのなら8月に訪れたほうがなにか戦争と動物達の話を聞けるかもしれないな、と思いました。
東山動物園といえばコアラがスターですが、ここにはよろいを着たような外観のインドサイが3頭もいます。またアフリカ象(雌が一頭)、アジア象(40歳近い雌1頭と10歳と8歳のペアが一組)で単数での展示でなく、圧倒されます。象達は低い声で交信をしているようで、近くによってみると心地よい低音でささやきあっている、ともとれるように鳴き声を発していました。年長の雌は単独で、若い象たちはペアで同居しているようです。
ペンギンは京都市動物園でも飼育されているフンボルトペンギンが約20羽くらい、オウサマペンギンが1羽いました。寒い冬はオウサマペンギンは屋外でフンボルトペンギンと同居のようです。雄1羽だけで、首を羽毛のなかに突っ込んで鶴が寝ているような格好で日向に立っていました。でもじっとはしていなくて時々首をのばしては鳴いたり、ゆっくりとオウサマのように威厳を感じさせる立ち姿で歩いたりしていました。
写真左はフンボルトペンギン、右がオウサマペンギンです。身長差は約20cmですがオウサマペンギンは姿がやや人間に近いようにも見えます。堂々とした立派なその名にふさわしいオウサマペンギンはペンギン学校の校長先生にもみえてきます。
最近のコメント